■世界の文字で遊ぼう2

ハングル文字/韓国語・朝鮮語(韓国・北朝鮮)

韓国国旗

Unicode:AC00-D7AF

(AC00)

ハングルの主な使用地域

韓国・北朝鮮/中国延辺鮮族自治州

ハングルのある風景

韓国の食堂の看板

画像提供:©「SeoulWind」さん
KoreaPhotoGallery

文字サンプル

(あいうえお)

(かきくけこ)


この文字を使う主な言葉と国

韓国(朝鮮)語(韓国、北朝鮮)

もともと韓国と北朝鮮は、一つの地域で、古来日本では、朝鮮と呼んできたが、現在は、北 の北朝鮮と南の韓国という二つの国に分かれてしまっている。

韓国語と言っても朝鮮語と言っても基本的に同じ言葉で、文字は、ハングルを使う。韓国の人は、 韓国語という呼び方をもとめ、北朝鮮の人は朝鮮語という呼び方をもとめたため、日本ではこまってしまったあげ く、もともと言葉の名前ではなく文字の名前だった、ハングルという呼び方を使って、ハングル語と言ったりする 人もある。しかし、これは日本語のことを「ひらがな語」とでもいうようなものだからおかしいことなのだろうが、 やむをえないのかもしれない。

文字のとくちょう

ハングルとは、朝鮮語で「大いなる文字」という意味。今から500年ほど昔の王様、世宗(セジョン)大王が、 学者に命じて作らせた比較的新しい文字で、この文字が作られるまでは、日本と同じように中国から伝わった漢字を 使っていた。世界で最も科学的、合理的な文字といわれることもあるように、言葉の発音の仕組みをくわしく調べて 作られた、大変整った仕組みをもった文字である。(子音字の形などは、発音する時の口の形や舌の位置などが元に なっているという。)

形は、簡単な漢字のようにも見えるが、漢字のように文字一つ一つには意味はなく、ローマ字やカナのように音を表 す文字である。母音を表す10個の文字の部品と子音を表す14個の文字の部品をいくつか組み合わせて一つの文字 をつくる。カナよりもローマ字の仕組みによくにているが、ローマ字のように横にどんどんならべていくのではなく て、漢字のへんとつくりの組み合わせのように、音のまとまりごとに左右や上下に並べて一つの文字としてまとめる。 したがって、かなをハングルに置き換えてもローマ字のように文字数が増えず、たいてい同じ文字数で書ける。 このハングルで日本語の名前を書こうとするときは、基本的にはローマ字のように考えたらよい。

ただし、韓国(朝鮮)語では、「カ」と「ガ」や「パ」と「バ」、「タ」と「ダ」を違う音として区別しないので、 当然それを区別して書く文字がない。したがって、「カ」と「ガ」は同じ書き方となってしまう。逆に韓国語には、 日本人には「エ」、「オ」、「ウ」と聞こえる音が2つずつあって、これをカナで区別して書くことはできない。 このように韓国(朝鮮)語の方が音の種類がかなり豊富なため、日本人が韓国(朝鮮)語を学ぶときには、英語を学ぶ時同様、 発音では苦労しそうである。

母音の文字(一部)…ᅡᅢᅣᅤᅥᅦᅧᅨᅩᅭᅮᅲᅳᅵᆕᆖᆘᆙ

子音の文字(一部)…ᄀᄁᄂᄃᄄᄅᄆᄇᄈᄉᄊᄋᄌᄍᄎᄏᄐᄑᄒ

組み合わせの例(ごく一部)…가각갂갃간갅갆갇갈갉갊갋갌갍갎갏감갑값갓갔강

ユニコード割り当て一覧

ハングル字母 (1100-11FF) ※下の表がわくだけの表示の場合は、お使いのPCがこの文字に対応していません。

ハングル音節文字 (AC00-D7A3) ※以下の一覧は、ハングル字母のみ

U+ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
1100
1110
1120
1130
1140
1150
1160
1170
1180
1190
11A0
11B0
11C0
11D0
11E0
11F0

文字の書きならべ方

ハングルは、日本語と同じようにたて書きにも横書きにもする。たて書きは、上から下へ縦書きにし、右から左へ行を 進める。横書きは、左から右へ横書きにし、上から下へ行を進める。一字一字の書き順は、はぼ漢字を書くようなつも りでかけばよいが、○はゼロのように上から左回りに書く。文を書くときは、言葉と言葉の間は空ける。句点には「.」を 使う。以前は、日本語のように漢字を混ぜて使ったが、現在ではほとんど漢字は使われない。(北朝鮮は完全に漢字を 廃止している。)

 
      
      
       
 
   
   
   
   
   
    

自分の名前を書いてみよう

ハングルで五十音図

かな・ハングル変換[txt]かな・ハングル変換[img]

例えば「さとし」と書くには、まずローマ字で考えて、「SATOSI」。

(韓国語で は、SIは、「スィ」ではなく日本語のように「シ」になる。)

Sは「ᄉ」、Aは「ㅏ」。これを横にならべて「SA」は「사」。

Tは語中なので「ᄐ」、Oは「ㅗ」。これをたてにならべて「TO」は「토」。

Sは「ᄉ」、Iは「ㅣ」。これを横にならべて「SI」は「시」。

これらをつづけて「사토시」と書ける。