■世界の文字で遊ぼう26

ティフィナグ文字/ベルベル語(モロッコ他)

モロッコ国旗

Unicode:2D30-2D7F


(2D31)

ティフィナグ文字の使用地域

モロッコ/ニジェール/マリ/アルジェリア

ティフィナグ文字のある風景

モロッコの看板
(アラビア語、フランス語と併記)

©Mohamed Amarochan
(@Wikimedia Commons)

文字サンプル

(あいうえお)

(かきくけこ)


この文字を使う主な言葉と国

ベルベル語(モロッコ)・トゥアレグ語(トゥアレグ族)(ニジェール、マリ、アルジェリア他)

モロッコでは、一部の小学校でベルベル語を教えるためにこの文字がつかわれる。

トゥアレグ語は、ベルベル語の中の一つで、トゥアレグ族が話す言葉。トゥアレグ族は、アフリカ大陸サハラ砂漠西部の遊牧民。 ニジェール、マリ、アルジェリア、リビア等に120万人が住む。

文字のとくちょう

本来のティフィナグ文字は、アラビア文字やヘブライ文字のように基本的には母音を書かない文字であったが、 20世紀になりアルファベットとしての新ティフィナグ文字が提案された。

ユニコード割り当て

(2D30-2D7F)※下の表がわくだけの表示の場合は、お使いのPCがこの文字に対応していません。

0123456789abcdef
2d30ⴿ
2d40
2d50
2d60
2d70⵿

文字の書きならべ方

新ティフィナグ文字は、ローマ字と同様に左から右に横書きにする。行は上から下に重ねる。

 
      
      
       

自分の名前を書いてみよう

ティフィナグ文字で五十音図へ

かな・ティフィナグ文字変換へ

例えば「さとし」と書くには、ローマ字と同じように考えればよい。ただし「o」にあたる文字が見当たらなので「u」を使う。

「さ」は「S」が「」、「A」が「」で、「SA」は「

「と」は「T」が「」、「O」が「」で、「SO」は「

「し」は「S」が「」、「I」が「」で、「SI」は「

これらをつづけて「」と書ける。