発見!地球号
~滋賀の大地~

  • 0 はじめに

1大地のつくり

  • 1 大地のつくり観察マップ
  • 2 滋賀で火山灰の観察
  • 3 滋賀の化石・鉱物博物館
  • 4 大地の歴史(動く地質図)

2地震による大地の変化

  • 1 地震で変化した大地
  • 2 滋賀県内の地震被害
  • 3 将来の地震に備える

3火山による大地の変化

  • 1 滋賀の大火山活動時代
  • 2 火山で変化した大地
  • 3 火山による被害

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県内の被害地震地図

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近江八幡の被害~江戸時代の商人の日記

「文政近江地震」1819年8月2日(江戸時代)

マグニチュード…7.2(八幡の推定震度6弱~6強)

最初北西の方からゆれ出し、ビシビシと南東へ動いた。しかし前後(たてゆれと横ゆれ)の間かくは短かった。にわかに振動して大地の崩(くず)れるような音すさまじく、住居は船が疾風にあったごとくで瓦(かわら)飛び、かべ落ち、今にも覆(くつがえ)ると老若男女とも上になり下になり、泣きさけび気を失った人もいて、言語につきせぬありさまである。暫時(ざんじ)に静まった。夏場の昼過ぎのため火事は起きなかった。余震はなかった。

(新町2丁目・森五郎兵衛日記、為心町中・岡田小八郎書簡 他)

※被害は、死者20人、本家80軒全壊、半壊170軒、大破損の家300軒