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黒電話で遊ぼうについて

当サイトは、小学校3年の社会科「昔のくらし」の学習での黒電話体験がもとになっています。市役所が電話機の入れ替えを行った時に譲り受けた黒電話をかなりの台数所有していたので、長年その活用方法を模索していました。最近、3年生の授業を担当する機会があり、その際子供たちにできるだけ実際に近い操作で黒電話の体験ができるようにといろいろと調べ、試行錯誤しました。ブログでその時の様子を紹介したところ、小学校以外からも黒電話体験の方法について問い合わせを受けるようになりました。そこで、自分の経験が多少なりとも世間の役に立てばと思い当サイトで公開することにしました。

当サイトの管理人(50代)が小学3年生の頃に、電話の全国自動化が完成し、ハンドル式の電話機からダイヤル式の電話機に切り替わりました。黒電話体験の授業では、我が家には電話がなく隣家でハンドル式の電話を借りていた話や初めて我が家に電話機がついた日の思い出などを話しました。自分にとってはそれほど昔という意識はなかったのですが、子供たちにとって電話がない時代というのは、まさに大昔の話でした。

ダイヤルを回すのが初めての経験というばかりなく、硬貨を入れて公衆電話を使うことや、電話番号を自分で操作して(ダイヤル、ボタン関係なく)電話をかけることさえ初めてという子がたくさんいることに驚きました。(電話は今の子供たちにとっては、指先でリストから名前を選ぶもののようです。)

ハンドル式黒電話

ハンドル式の黒電話を2台つないでインターホンごっこをしよう

41号M磁石式 電話機

ダイヤル式黒電話

ダイヤル式の黒電話を3台つないで内線電話ごっこをしよう

600-A2形 電話機

ピンク公衆電話

10円玉を入れて公衆電話で内線ごっこをしよう

特殊簡易公衆電話 675-A2

黒電話のベル実験室

16Hzの交流を発生させて黒電話のベルを鳴らす実験をしています

ベル鳴動機完成

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