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3.滋賀の化石・鉱物博物館
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ナウマンゾウのきば(切歯)
多賀町久徳 芹川の河原
第1発見者の小早川隆(こばやかわたかし)さんと発見したゾウのきば
多賀町の久徳~中川原にかけての芹川の河原では、たった2kmぐらいの範囲から、今までに18個ものナウマンゾウの化石が見つかっています。このようにせまい範囲からゾウの化石がたくさん見つかる地点は日本でも数ヵ所しかないとのことです。
1998年11月1日、カーブにそって測った長さが2.1mもある切歯(象牙)の化石が発見されました。発見したのは小早川隆さんら、滋賀県内の学校の先生たちです。芹川のナウマンゾウのナゾを解こうと、20年間にわたって芹川を歩きつづけた末の「執念の発見」でした。
現在、小早川先生は、多賀で発見されたナウマンゾウやアケボノゾウの化石が展示されている多賀町立博物館の館長をされています。(多賀町立博物館のホームページより)