ビ箱はこ物館(滋賀の大地ボックス)
鮎河層群・瑞浪層群・一志層群・勝田層群(第一瀬戸内海)について
新第三紀の中新世という時代、日本列島各地に広く海が入りこみました。 そのうち、今の長野県の南部から広島県の北部あたりまで、細長く広がっていた海は、第一瀬戸内海(古瀬戸内海)とよばれ、 今の瀬戸内海の元になりました。
この海でつもった地層が、岐阜県の瑞浪(みずなみ)、三重県の一志(いちし)、 滋賀県の鮎河(あゆがわ)、岡山県の勝田(かつた)などです。
甲賀市土山町鮎河(あいが)は、海のない滋賀県で海の生き物の化石が見つかる場所です。
※「鮎河」の読み方について:地名としては「あいが」ですが、地層名としては「あゆがわ」と読むようです。
(地図の海の範囲は、およそのイメージです。海の範囲はくり返し変化しました。)