兵庫県南部地震
阪神淡路大震災という地震災害を引き起こした地震の名前を兵庫県南部地震とよびます。
この地震は、野島断層(淡路島側)、六甲断層系(神戸側)の断層の活動によって発生した直下型地震です。淡路、神戸、芦屋、西宮、宝塚などで、最大震度7を記録しました。
この地震で、6000人以上の人がなくなりました。
主な被害のようす
- 死者:6433人(*約90%が家屋の倒壊による圧死、窒息死)
- けが人:約35000人
- 全壊家屋:約10万棟
- 火災の発生:182件
- 避難者数:最大(1月23日)、32万人(多くの人が小中学校の避難所で生活)
- 新幹線橋脚の落下:8か所
- JR、私鉄などの高架の落下:12か所
- 高速道路の倒壊・落下:5か所
- 水道地震直後の断水戸数:95万4000戸
- ガス地震直後の供給停止:86万戸
- 電気地震直後に停電になった戸数:260万戸、2時間後100万戸、1日後40万戸
(神戸市教育委員会「神戸の大地のなりたちと自然の歴史」による)