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県内の活断層

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三方・花折断層帯(みかた・はなおれだんそうたい)

三方・花折(みかた・はなおれ)断層帯は、福井県の若狭湾(わかさわん)から滋賀県高島市を通って京都市南東部にのびる活断層帯です。三方断層帯と花折断層帯の2つに分けられます。花折断層帯は、北部、中部、南部に細分されます。

三方断層帯は、全体が一つの区間として活動し、花折断層帯は最新活動と同じように少なくとも2つの区間に分かれて活動すると思われますが、それ以上の区間に分かれる可能性もあります。

花折断層帯中南部の地震発生の長期確率は、最大値をとると、今後30年の間に地震が発生する確率が主な活断層の中ではやや高いグループに属します。

  • 三方断層帯:福井県美浜(みはま)町の若狭湾~若狭町
    (全体の長さ:約26km、南-北、逆断層)
  • 花折断層帯[北部]:滋賀県高島市~大津市花折峠(横ずれ断層)
  • 花折断層帯[中部]:大津市花折峠~京都市左京区南部(横ずれ断層)
  • 花折断層帯[南部]:京都市左京区南部~京都府宇治市(逆断層)
    (花折断層帯全体:58km、北北東-南南西)
断層帯の区分地震の規模発生確率(30年以内)活動間隔最新活動期間
三方断層帯M7.2程度ほぼ0%約3800~6300年1662年の地震
花折断層帯[北部]M7.2程度不明不明1662年の地震
花折断層帯[中南部]M7.3程度ほぼ0.2~0.6%4200~6500年2800年前~6世紀

「地震調査研究推進本部」公表の内容を改変(震発生確率の算定基準日2018年1月1日)