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県内の活断層

滋賀県は、東と西の断層にはさまれた地域であることがわかる。

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野坂断層(のさかだんそう)

トレンチ調査/野坂断層(高島市マキノ町)

出典:活断層研究センター「平成 9年度活断層・古地震調査の成果概要」画像使用許諾整理番号032

これはどういう写真?

活断層の活動で、地震が発生する可能性と地震の大きさを予測するための調査で、地面の下をほって断層の断面を調べた写真です。下の図は上の写真のスケッチです。

出典:活断層研究センター「平成 9年度活断層・古地震調査の成果概要」画像使用許諾整理番号033

この調査で何がわかるの?

調査の結果、野坂断層の一番最近の活動は、西暦1425~1665年頃の可能性が高いことが分かりました。

この時期に野坂断層周辺に被害をおよぼした歴史地震としては、1662年の寛文の地震が知られています。

花折断層(はなおれだんそう)北部、琵琶湖西岸断層帯(びわこせいがんだんそうたい)の一部といっしょに、この野坂断層も動いた可能性がでてきました。

また、この断層の活動間かくは、5,000~6,500年と考えられます

独立行政法人活断層研究センター「平成 9年度活断層・古地震調査の成果概要」より

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