琵琶湖西岸地震(びわこせいがんじしん)1662年6月16日(江戸時代)
(寛文近江・若狭地震(かんぶんおうみ・わかさじしん))
被害地域…近畿(和歌山をのぞく)・東海・長野
マグニチュード…6.8
推定震度…7(朽木,高島,彦根)、6(葛川,膳所,大津)
5~6(今津,野洲,水口)、5(海津,比叡山,近江八幡)
被害 | 死者 | 全壊 |
県内 | 大溝(37名) 彦根(30名) 榎(300名) 戸川(260名) | 3600棟以上 |
土地の変化と被害 |
「町居崩れ」
・安曇川上流の朽木谷で「町居崩れ」とよばれる大規模崩壊が発生
・崩壊土砂の直撃により死者約560人
・天然ダムが形成され、せき止めと決壊による被害が生じた
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その他 |
「殿中日記」の記述
・佐和山(現・彦根市)で城がゆがみ石垣が5、6百間くずれ、家千軒余つぶれ、死人30人余
・大溝(高島市)では家1,022軒つぶれ、死人38人、牛馬も多く死ぬ
・朽木谷(高島市)は特に激しい地震動に見舞われ家がつぶれ出火により辺りが残らず焼失
・膳所や大津(大津市)も被害が多数
・水口城で門、塀、御殿が破損
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