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県内の活断層

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柳ヶ瀬・関ケ原断層帯(やながせ・せきがはらだんそうたい)

柳ヶ瀬(やながせ)・関ヶ原(せきがはら)断層帯は、福井市付近の日本海側から滋賀県北部を通って伊吹山地の南にのびる活断層帯です。断層帯主部(北部・中部・南部)と浦底(うらぞこ)-柳ヶ瀬山(やながせやま)断層帯に分けられます。

断層帯主部は、北部、中部、南部の3つに分けられます。北部、中部、南部が別々に活動すると推定されますが、同時に活動する可能性もあります。

  • 主部北部:福井市鮎川~敦賀(つるが)市北部 山中峠南東
    (北北東-南南西、逆断層、主体部全長100km)
  • 主部中部:敦賀市北部 山中峠南東~長浜市余呉町 椿坂峠
    (横ずれ断層)
  • 主部南部:長浜市余呉町 椿坂峠~長浜市木之本町~岐阜県垂井町
    (北西-南東、横ずれ、一部逆断層)
  • 浦底-柳ヶ瀬山断層帯:福井県敦賀(つるが)市~長浜市余呉(よご)
    (長さ25km、北西-南東、横ずれ断層)
断層帯の区分地震の規模発生確率(30年以内)活動間隔最新活動期間
主部[北部]M7.6程度ほぼ0%約2300~2700年17世紀
主部[中部]M6.6程度不明不明約7200~7000年前
主部[南部]M7.6程度不明不明約4900年前~15世紀
浦底-柳ヶ瀬断層帯M7.2程度不明不明不明

「地震調査研究推進本部」公表の内容を改変(震発生確率の算定基準日2018年1月1日)

[おまけ(柳ヶ瀬断層のトレンチ調査)]