琵琶湖西岸断層帯(びわこせんがんだんそうたい)
琵琶湖西岸(びわこせんがん)断層帯は、琵琶湖の西側に南北にのびる活断層帯です。過去の活動時期のちがいから北部と南部の二つに区分されます。
過去の活動と同じように北部と南部の2つの区間に分かれて活動すると考えられますが、全体が1つの区間として同時に活動する可能性もあります。断層帯北部は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、日本の主な活断層の中では高いグループに入ります。
- 琵琶湖西岸断層帯[北部]:滋賀県高島市北部~南部
(長さ:約23km、南-北方向、逆断層・西側↑)
- 琵琶湖西岸断層帯[南部]:高島市南部~大津市国分(こくぶ)
(長さ:約38km、北北東-南南西方向、逆断層・西側↑)
断層帯の区分 | 地震の規模 | 発生確率 (30年以内) | 活動間隔 | 最新活動期間 |
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琵琶湖西岸断層帯[北部] | M7.1程度 | 1~3% | 約1,000~2,800年 | 2,800~17~2,400年 |
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琵琶湖西岸断層帯[南部] | M7.5程度 | ほぼ0% | 約4,500~6,000年 | 1185年(元暦2年)の地震 |
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「地震調査研究推進本部」公表の内容を改変(震発生確率の算定基準日2018年1月1日)