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県内が震源の大地震「姉川地震」

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100年前に滋賀県を震源としておきた大地震の様子を見てみよう

姉川地震あねがわじしん被害写真ひがいしゃしん(東浅井郡・現長浜市内)

姉川地震は、1909年8月14日15時31分、現在の米原市の姉川上流付近を震源として発生した内陸直下型の大地震です。滋賀県と岐阜県を中心に大きな被害が生じました。そのため江濃地震(こうのうじしん)とも呼ばれます。[震域図「姉川地震報告書第2図」彦根観測所]

※近江国=滋賀、濃尾国=岐阜

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古保利尋常小学校 虎姫村三川(三川町)の民家 虎姫村酢(酢町)の民家 詳細不明(東浅井郡内)
湯田村称名寺 詳細不明(湖北町) 大郷村曽根(曽根町)の民家 田根小学校(田根町)

発生日時:1909年(明治42年)8月14日午後3時31分頃/震源地:東浅井郡東草野村(現米原市)

[当時の様子を伝える絵葉書へ]

今から100年以上前の明治42年8月14日に東草野村(今の米原市)を震源(しんげん)として発生。マグニチュードは6.9で、内陸直下型の地震としては国内最大級の大きさでした。

震源地(しんげんち)付近の被害(ひがい)は少なかったのですが、東浅井郡内の被害が大きく、湯田(ゆた)村尊勝寺(そんしょうじ)(今の長浜市尊勝寺町)では全家屋の83%、速水(はやみ)村(今の長浜市速水小学校区)では、63%が全壊(ぜんかい)しました。

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