南海トラフ地震とは
どうして南海トラフぞいで大地震がおこるのだろう。[アニメーション開始]
プレートによる地震と津波の発生の仕組み
日本列島の東や南の海底では、海のプレートが、陸のプレートの下にもぐりこんでいます。このしずみこみでできた海底の谷のような地形をトラフとか海溝とよんでいます。西日本の南には、南海トラフとよばれる谷があります。海のプレートは、1年に数センチ~10センチの速さで動き、陸のプレートのはしを引きずりこみながら下へもぐりこんでいます。このとき陸には、ちょうど弓を引くように力がたまっていきます。力がたまりきってこれ以上たえられなくなったときに、一気にはねかえって地震をひきおこします。このとき津波が発生することがあります。