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滋賀の大火山活動時代

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下の地図を見ると、同じ色で塗り分けられた山が3重の円を描いています。

滋賀の大カルデラ

湖東平野の山々・沖島・鈴鹿山脈の西麓、比良山地・田上山地・鈴鹿山脈をつくる岩を調べると、同じ種類の岩が3重の円を描くように分布しています。

これが、今から一億年近く前の大火山活動でできたカルデラの痕跡こんせきだと考えられています。

湖東流紋ことうりゅうもん岩類(内側の2重部分)…湖東平野の山々と琵琶湖の島、鈴鹿山脈の西麓部分です。沖島、長命寺山、八幡山・瓶割かめわり山、雪野山、きぬがさ山、箕作みつくり山、荒神こうじん山など

花崗かこう岩(外側の県境付近の山地部分)…比良山地から田上山地、鈴鹿山脈にかけて

右の図は、滋賀県の地質図の花崗岩、湖東流紋岩類の部分を衛星写真上に重ねたものです。花崗岩部分は、右の図に示した以外に県北部にも分布しています。

次に、その時代のようすを想像して描いたアニメーションで見てみよう。

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