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県内が震源の大地震(寛文(かんぶん)地震)
葛川谷(かつらがわだに)の村が土砂にうまった被害について見てみよう。
史上最大級の土砂崩れ「町居崩れ(まちいくずれ)」
榎(えのき)村(今の大津市葛川梅ノ木町)と町居(まちい)村(今の大津市葛川町居町)は、「町居崩れ」の土砂の下にうまって、多数の村人が生きうめになりました。
榎(えのき)村…家約50軒、死亡約300人
町居(まちい)村…家約50軒、死亡約260人(生存37名)
『葛川明王院文書』などより「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書1662寛文近江・若狭地震」(平成17年3月)改変