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「マグニチュード」ってなに?

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地震が起きるとよく「マグニチュード」という言葉を耳にしますが、どういう意味なのでしょうか。

マグニチュード

地震のマグニチュードとは、地震の規模、地震が発するエネルギーの大きさを表す数値のことです。マグニチュードが大きいほど、広い範囲で地震のゆれが生じます。マグニチュードは、日本の地震学者である和達 清夫(わだち きよお)博士(1902年生~1995年没)の研究をヒントにしてアメリカの地震学者チャールズ・リヒターが考えたものだということです。

マグニチュードとまぎらわしい用語に震度(しんど)がありますが、震度はある場所のゆれのていどを表す数字です。くわしくは「震度ってなに?」を見てください。

[和達 清夫(わだち きよお)博士について]

マグニチュードと地震の大きさ、過去の地震例

M9以上… 超巨大地震 M9.5チリ地震(1960)※観測史上最大
M9.3スマトラ島沖地震(2004)
M9.0東日本大震災の地震(2011)
M8以上… 巨大地震 M8.4昭和南海地震(1946)
M8.3十勝沖地震(2003)
M8.1昭和東南海地震(1944)
M8.0濃尾地震(1891)
M8.0関東大震災の地震(1923)
7以上… 大地震 M7.3阪神淡路大震災の地震(1995)
M7.3熊本地震(2016)
M7.1福井地震(1948)
5以上… 中地震 M6.8新潟県中越地震(2007)
3以上… 小地震

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