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「震度(しんど)」ってなに?

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震度によって、被害の大きさはどう違うのだろう?

震度とは?

気象庁震度階級関連解説表(平成21年3月31日改定版運用)

[震度4~5強]

震度 6弱 6強
人の行動 立っていることが困難になる 立っていることができず、はわないと動くことができない。ゆれにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある
屋内 固定していない家具の大半が移動し、たおれるものもある。ドアが開かなくなることがある 固定していない家具のほとんどが移動し、たおれるものが多くなる 固定していない家具のほとんどが移動したり、たおれたりし、飛ぶこともある
屋外 かべのタイルや窓ガラスが破損、落下することがある かべのタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロックべいのほとんどがくずれる かべのタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。補強されているブロックべいも破損するものがある
木造の建物 耐震性の低い建物のかべなどのひびわれ・きれつが多くなる。かべなどに大きなひびわれ・きれつが入ることがある。かわらが落下したり、建物がかたむいたりすることがある。たおれるものもある 耐震性の低い建物のかべなどに大きなひびわれ・きれつが入るものが多くなる。かたむくものや、たおれるものが多くなる。
耐震性の高い建物のかべなどにひびわれ・きれつがみられることがある
耐震性の低い建物で、かたむくものや、たおれるものがさらに多くなる。
耐震性の高い建物で、かべなどのひびわれ・きれつが多くなる。まれにかたむくことがある。
鉄筋コンクリートの建物 耐震性の低い建物のかべ、はり、柱などの部材に、ひびわれ・きれつが多くなる。
耐震性が高い建物でかべ、はり、柱などの部材に、ひびわれ・きれつが入ることがある
耐震性の低い建物のかべ、はり、柱などの部材に、ななめやX状のひびわれ・きれつがみられることがある。1階あるいは中間階の柱がくずれ、たおれるものがある。
耐震性が高い建物でかべ、はり、柱などの部材に、ひびわれ・きれつが多くなる
耐震性の低い建物で、かべ、はり、柱などの部材に、斜めやX状のひびわれ・きれつが多くなる。1階あるいは中間階の柱がくずれ、たおれるものが多くなる。
耐震性の高い建物で1階あるいは中間階が変形し、まれにかたむくものがある。
大地 地われが生じることがある。
がけくずれや地すべりが発生することがある
大きな地われが生じることがある。
がけくずれが多発し、大規模な地すべりや山体(さんたい)のほうかいが発生することがある。(大規模な地すべりや山体の崩壊等が発生した場合、地形等によっては天然ダムが形成されることがある。また、大量の崩壊土砂が土石流化することもある)

[震度4~5強]

(一部表現を修正)

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