トップ資料室>古地図上の「七ツ池」

北之庄城
(岩崎山城)

古地図の「七ツ池」
~近江国絵図・旧図

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近江国大絵図(安政3年)

近江国大絵図(八幡山周辺部分)

江戸時代にはすでに城跡との認識が薄れていた北之庄城ですが、「七ツ池」は名所として知られていたようです。江戸時代の絵図「近江国大絵図」の八幡山の右側、「北之庄」「多賀」の左に描かれた峰の上に朱点が打たれ、小判型に囲まれて「七ツ池」の文字が見えます。

近江国大絵図(「七ツ池」部分)
近江国大絵図(「七ツ池」部分上下反転)
近江国大絵図「七ツ池」部分)

地形図(大正9年)

大正9年地形図(部分)
大正9年地形図(部分)

大正9年の地形図の北之庄山の部分に「井」の地図記号が記載されています。井桁の地図記号は、は明治以来、井戸を表していましたが、昭和40年(1965年)にそれまでの「油井、ガス井」の地図記号が廃止されると同時に「井戸」の地図記号が「油井、ガス井」を表すようになって、井戸の表示はなくなりました。

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